Kadomiのひとりごと

ジュエリー Kadomi 内藤圭美のブログです。
コピー品、類似品、模倣品の続き。
月曜日にアップしたブログは、ツイッターで数千回とリツイートが繰り返され、火曜日朝
にはブログの観覧数は何万にもなっていました。
そして、今も増えています。

例えば、街を歩いていて、ふと、自社の商品に酷似しているものに出くわす、またはネット
ショップで見つけるといった事は、自ら商品のデザインをして生み出す仕事をしていたら、
残念ですが何度も必ず起こる事です。
それらが自社の模倣品であると言う事を突き詰めて差し押さえるために、行動を起こす
のには時間も労力も取られてしまいます。本来の業務が出来なければ本末転倒なわけです。
生み続ける事をしつつ、こういう事にも気をかける。
それでも行動を起こす場合は、それを証拠として購入、その後…と段階があるのですが、
それは置いておいて。

ちなみに、私は台東区デザイナーズビレッジという創業支援施設に2008年4月〜
2010年3月までの3年間、2期生として事業所を構えていたため、秋葉原にある
東京都知的財産総合センターという機関が有るのを教えてもらい、セミナーなども
参加したことがあります。リンクを貼っておきます。
友人達も、自身の模倣品を見つけた後、こちらで相談、解決への方法を指示されたという
事を聞いています。

ですが、今回は先方が弊社の商品画像を見て作ったと先に認めている訳なので、ここでは
権利の話とも違います。

こういう仕事をしている方は、開業届を出す際に、ブランド名、屋号を決め、その屋号と
ロゴに商標を取得する事はみなさんもされていると思いますし、(やっていない方は
してください!)その際に著作権や意匠権についても、学ばれているのではと思います。
ジュエリーに関して言えば、日本ジュエリーデザイナー協会のホームページに、とても
判りやすく親切な、宝飾の著作権や意匠権が説明されています。
同業者の方、これから起業してと思われている方は、リンクを貼っておきますので
ご覧下さい。

今回、このブログを見てくださった沢山の方から、
「お客様と直接連絡を取る事は叶わないのか?」という意見もいただいていますが、
今回のように、お店や会社が間に入っている場合は、私がイベントで出向いている以外は、
直接のやり取りは叶いません。
けれど、私が直接やり取りをした所で、もし、お客様が気分を害されていたら、それは
私が出て行ってもあまり変わりません。むしろ、私は悪くないです、と言い訳にしか
感じられないでしょう。
そこはもう先方のお店や会社の担当者に一任するしか方法はありません。

また、同業者や業界の方からもご意見をいただいているのですが、「良くある事だよね、
こんな事ばっかりだよね、宝飾業界は特に酷いよね」というのが大体のご意見でした。
アパレルやイラストや音楽や…。
でも特に酷い部類に宝飾はあるようです。残念です。

じゃあ、コピーは何でいけない事なのか、良くない事なのか。
企業主として、デザイナーとして、自社の商品や作品を模倣されるという事についての
考えは、著作権や意匠権の話と重なる部分もあるし、どうしても当事者、被害を受けた側
の「気持ち」も優先してしまうと思うので(それはご理解頂けるのではと思います)、
ここでは、一作り手として、職人としての立場で書きたいと思います。


コピーをコピーだと知っていて購入するのは、違法であるということは、アジアに海外旅行
された方はご存知だと思います。
空港で没収されたりする例もガイドブックに載っています。
でも、コピーや模造品だと気づかずに買ってしまった場合。
今回はジュエリー、アクセサリーに絞ります。
それが名の知られたジュエリーだとすると、サイズ直し、チェーンが切れた、壊れた、
石が外れてしまった…などが起きて、そのブランドの支店に商品を持ち込んでも、
加工を受けてもらえません。

保証書、製造番号などが無く、このブランドで生産をされたものではないと判定されてしまったら。

じゃあ、街のジュエリー店に持ち込めば良い。
そうです。持ち込めばやってくれます。いいお店も素晴らしい技術を持った職人のいる
お店も沢山あります。
ですが。もし、そこで事故が起こった場合。
例えばリングをサイズ直しで出す。

*リング自体の破損。
持ち込んだリングの作りが粗悪だった場合、ロウ剤(組み立てに使う沸点の低い金属)の
質も悪いので、火を当てる事で変色などが起きてしまい、元の美観を損ねてしまう

*石が偽物だった事が判明する事も。
サイズ直しには火を使います。石に負担をかけますので、通常は、(弊社も)お客様に
確認を取り、持ち込まれた石の場合は簡易の鑑別に出します。そこで、ダイヤだと
思っていたのに別の石だった、色石だと思っていたのに合成石だったということは
よくあります。

*石の色が変わってしまった
以前あった事です。
弊社のシルバーリングで、8mm×10mmの色石を留めてあるデザインのものを
ご自身のために購入をされたお客様がいらっしゃいました。
専門的な話になってしまいますが、銀はサイズ直しをする際、地金の特徴上、全体に火を
当てます。そのリングは、石の留め方が変形覆輪と言って、石を外せない留め方。
外すには糸鋸で石座を切り、石を取り出すしか方法が無い。ですので、
サイズ直し=作り直しというリングです。

弊社では、こちらのリングは型を取っていますので、ご購入頂く際、お客様の指に合わせて
リングをお作りして納品させていただいていますが、そのお客様はお急ぎでした。
ご自身には少し大きい気がする。でも、今欲しいと。
ですので、よくプレゼントをお選びでの来店のお客様にはそうさせていただきますが、
店にあったリングをお買い上げ頂き、1ヶ月以内にご来店頂ければ、お買い上げの
時と同じ、無料でサイズ直し(リングの石枠部分を切って石を取り出し、新しいものに
作り替える事も)いたしますよ!とスタッフがお伝えしていました。
(未使用が望ましいですが、たとえ数回使用されていたとしても、通常の使用の範囲なら)

その石は、トルコ石や珊瑚、ラピスラズリなどと並ぶ程、火に弱い石でした。
ですが。
しばらくして、お客様がご来店されました。
お知り合いの加工をされている方に、「銀でも石が留っていてもサイズ直し出来る」と
言われて、サイズ直しをしてもらったら、何だか、石が曇ってしまったと。
元に戻せないかと。
店舗にあった同じ石の商品と比べても、色の曇りと言うか黒ずみは判りました。
他店さんでサイズ直しをされた事が原因で、石の変色が起きた場合は、不可抗力では
無い訳です。もう、弊社では、出来る事は1つ。

石を新たに購入していただき、新しいものに作り替える。

という、このリングに関して言えば、石を外すのに石枠を切るしかないリングなので、
ほぼ同額のお値段でそのように加工する=新たにリングをご購入いただくしか無い訳です。
もし、他で直しを出される前に、1ヶ月以内にお戻り頂けたら、お忙しい場合は、
送りでもお電話でもいただけていたら。

逆に。これを、「今回は…」と私が受けてしまう。お客様の気持ちになったら、
そうさせていただいた方が…という気もする。
ですが、今回は受けるとなると、次回も他のお客様の場合も受けなければならなく
なります。そうしたら、もう、きりがない訳です。


*地金の色が違った

今回でも出て来た地金の色。
基本的に、ほぼ同じです。ですが、ゴールドだけは、会社によって割り金の配合が
違っていたりします。
例えば、K18と書いてあるもの。(K24は純金です)欧米では750という記載が
あるこのK18は、1000のうち、750は純金で、残りの250は別の地金で割っていますよ、
という事です。75%はゴールド。25%は割金です。
その割金でカラーゴールドが出来ます。
大きく分けると、3色。
パラジウムなどで割ったものがホワイトゴールド。
銅などでわったものがピンク。
など、と書くのは、その会社によって他の割り金が入っているからです。
この など によって、微妙に色が異なってきます。
そして、おなじみ、K18イエローゴールド。
イエローの中にも、赤寄りだったりグリーン寄りだったり。
シャンパンカラーなどもありますが、その25%の配合は、それぞれです。

弊社で今回地金の色が違うと言われたホワイトゴールド。K18WG。
実は、先方の送られて来た指示書にはK18CHGとありました。これは、シャンパンゴールド
ですか?と先方に確認を取りました。通常、シャンパンの略は、K18CGだから、このHは
何かなと思ったので。結果、ジャンパンの略でした。という事は、先方がどんなに頑張って
もK18WGと同じ色にはならない訳です。だって。色自体の指示が違うので。
それは、重ね付けしたら、色の違いも一目瞭然のはずです。
お電話では、記載違いですと言われていましたが、指示書です。記載違いは指示書として
成立しません。

ちなみに、弊社の使用しているホワイトゴールドは、アレルギー対応を考え、パラ割りの
ホワイトを使用しています。

サイズ直しなどを他の会社に依頼した場合、このサイズを直した部分が、微妙に色が
違ってくる事があります。
弊社の場合、透かしのフルエタニティータイプのリングのサイズ直しを受ける事が
あります。通常はサイズ直しの出来ないものです。
例えば、イタリアで旅行中に購入されたという透かしの入ったフィレンツェスタイルの
サイズ直しを持ちこまれた事があります。
(デザインによって受けられるものとそうでないものとがあります)
その場合は、指の内側部分を切って広げましたが、地金の色味が、もしかしたら多少違って
しまう事がある事、彫りなどで出来るだけ判らないようにはしますが、全く同じには
なりませんというリスクも細かくお話しし、ご了承頂いた上で、手がけました。
イタリアのゴールドは少し赤っぽいんですよね。

幾つか例を挙げてみましたが、自社ではなく他で制作をされたものに手を入れるという
のは、とてもリスクがいります。
それを受ける側の知識や経験によって、失敗が起こる事も少なくない訳です。

自社の製品だった場合は、同じ地金を使う訳ですから、色の違いは出にくいですし、
事前にお客様にこういう可能性がありますよとお伝えし、もし、上記の事故が起こった
場合、特に、石に破損などが起こってしまった場合は、石を新たに探し、同じデザインで
制作。もしくは、石を探し、別のデザインでお客様の希望される別アイテムをお納めする
など、全て弊社負担でご提案させていただく、という事はさせていただきます。
ですが、それが弊社のコピー商品、模造品だと判ったら、お客様には申し訳ないですが、
こちらは弊社で手がけたものではありません。
で、何も、対応が出来ません。終了、です。

この違いは、大きいのではと思います。

弊社では、手がけた商品には、Kadomiのロゴ刻印を入れています。


これは私物のリングですので汚いですが、こんな感じです。
2007年より前は、別の刻印、和物も別の刻印です。

そして。これ、うちのスタッフも知らなかったと思う。
初めてここでお話ししますと、デザイン上、もしくはアイテムが小さく面積上入れられない
場合、透かしの入った小さいペンダントトップなんかは、その旨を納品時にお客様に
お伝えする、保証書に手書きで入れる。



そして、これ以外に。
実は、商品の何処かに、Kadomiロゴの
Kをアレンジした彫りを、入れています。
それは、私にしか判らないように、です。
もう、キリンビールのキリンみたいにです。

いつからかな、2008年以降くらいに私が手がけたものは、そうしています。
リングに関しては、内側に刻印を入れてありますが、小さいアイテムのペンダントや
ピアスには、隠れ文字入れをしている事があります。
そうやって、自分の商品や私の手を通った商品が判るようにしてあります。
これは、OEM以外の、コラボ商品などにもです。

刻印は悪い業者は勝手に作って打ちます。
だから、保証書も出来るだけ手で書き入れてサインも入れますが、それだけではなく、
商品自体に彫り込みます。
既に、手彫り自体が私の商品ですよと言うオリジナルでもありますが、それでも
模倣されるのですから。

オーダーメイドで手がけた1点物、それ以外にもですが、弊社では新作などを
ブログですぐにアップしていますが、それは、ねぇねぇ、こんなの出来たよ!!と
みなさんにいち早く見せたくて!という以外に、著作権を念頭に入れてという事も
あります。
ブログは日付も入ります。いつ、私がこの画像をアップしたか。見ていただく皆さんが
証人でもある訳です。
だから、これ、実はとても大切な事だったりします。
画像をアップする事で、コピーの危険も増えることは確かですが。
弊社には、「次こういうの作りたいんだよねー」とお話しになりながら来店される
同業者の方もたまにいます。
でも、それは、だめなんですよね。

私は、お取引先からお受けするオーダーメイド商品も、お取り扱い店も入れてブログに
アップしています。
1点物で制作してすぐに売れてしまったものを、撮影も出来なかったという事はあります。
でもそれはデジカメを持ち歩かなければ写真が撮れなかった時の事です。
今はスマホでもある程度綺麗な画像が撮れます。

ブログにアップする事で、弊社では取り扱いは無いけれど、このお店にありますよ!と
お取り扱い頂いている店舗様の情報をお伝えすることも出来ます。
なので、Kadomiで制作されたはずのオーダー品、商品のはずなのに、1ヶ月、2ヶ月しても
ブログに上がってこないな…と思われた場合は、申し訳ありませんが、ご一報いただければ
幸いです。

はじめてこちらでお伝えした内容などもありますが、このようにして、弊社も出来る事は
やっています。
それでも、起こり得る訳です。
私ももっともっと勉強しないといけない。
そうやって、自分にもだけれど、ご購入してくださるお客様に、嫌な思いをさせては
いけないと思う訳です。
模倣品は、作る事もいけないけれど、知っていて購入する事も、してはいけない事だ
という事を知って理解していただく事が、一番大事だと思っているのです。
それには、選ばれるお客様の協力も必要なのです。



あー。
凄く長くなりました。

という事で、次回からは、通常のブログに戻りますー。


| admin | 大切なお知らせ☆ | 00:25 | comments(0) | - | pookmark |
コピー商品、類似商品について
今日は、ちょっと嫌な内容をブログに上げなければいけません。
でも、とても重要な事だし、私が外へ向けて発言出来る場所はここしか無いので、
長くなりますが最後まで読んでいただきたいと思っています。


弊社のコピー商品、または類似商品についてです。


*Kadomiの商品は、今現在ホームページ更新が追いついておらず、掲載されている以外に
数社お取り扱いをいただいており、その中には、マリッジ、エンゲージのみをお取り扱い
していただいている会社様があります。


先日、某お取引先さまから、弊社のマリッジをご成約いただいた(既に5月末に納品済み)
お客様に、Kadomiエンゲージリングもご成約をいただけそうだが、お急ぎのようで、
急いでの納品は可能ですか?というご連絡をいただきました。
このブログでも過去にご紹介したエンゲージ画像にあるようなデザインのものです。
オーダーメイドで手がけたマリッジ・エンゲージの画像を彫りサンプルとともに資料として
欲しいと言われ、昨年末にアルバムにして渡していたものの中から、ご成約と。
ダイヤは四角形。準備しましたと。

その2日後内容は変わり、お客様から、実は同シリーズのエンゲージも既にご成約は受け
いた。弊社に無断で自社工房で制作。しかしながら、K18WG(ホワイトゴールド)の
色がどうやっても同じにならない、と。
お客様は、マリッジとエンゲージの重ね付け前提で、同デザインをご成約。
だから、リングを並べたら、色の違いは一目瞭然。ということで、納品が出来ないと。
図面を送るので、同じように制作してほしいと。

Kadomiの商品なんだけれど、自社の職人に作らせた。と先方ははっきりと言いました。

お互いの信頼関係の上でお取引をさせていただいているものと思っていたので、まさかと
思いましたが、届いていたファックス図面を見、弊社のデザインコピーであることは
間違い無いということが判明。
指示書にね、デザイン画がね、描いてある訳ですよ。弊社のコピーのデザイン画がね。


私のような小さなところでも、今までコピーをされたという事は数回あって、例えば
依頼されて5種送ったデザイン画でボツになったものが、同じ傘下の別ブランドで商品化、
量産され、もちろん知らない私は、本屋で雑誌を立ち読みしていてひっくり返りそうに
なったり。その雑誌持って言いに行きましたよ。どうなっているんだと。
残念ながら私の居るこの宝飾業界はもう、こういう事は本当に多い。
「ティファニーのこのデザインと同じものを」と持ち込まれる方がいる。
ためらわず受ける業者がほとんどだと思う。全く同じにはしていないという理由で。
沢山の作り手が、特徴ある1つの石を見て、同じようなデザインが浮かぶ事はあると思う。
けれど、コピーは、違う。やってはいけない事なのだ。
デザインが出尽くされた今、どこまでが許容範囲で、どこまでがダメかというラインも、
人によってまちまちで、曖昧であることは確か。
ちなみに、アンティークとかの模倣は引っかからない。50年過ぎているものは、
デザインも。

ただ、今回の事は、業界の先輩でもある旦那の言葉を借りたら、

「厄介だな。カルティエ風に作れますよ!って、それも自社で作るからもう少しお安めで
とか言って受けたのに作れず、お手上げで、カルティエにカルティエのコピーをコピー
させるような話だよね。それもコピーの図に寄せて」

…。そうです。

お客様とお店の間で、どういう会話がされて、ご成約になったのかは私には知る由もない
ですが、Kadomiの商品ですと言っているかもしれないけれど、内刻印やケース
(これは次のブログでお伝えします)が異なるだろうからすぐに判るはず。
「お急ぎでしたら、弊社のクラフトマンが、Kadomi風にお客様のお選び頂いたダイヤで
お作りする事が出来ますよ!そうすれば、マリッジと重ね付けも出来ますよ!」
と言った可能性が大きいと。憶測だけれど。けれども、もしかしたら、お客様自身が
同じデザインでとこの会社の職人に頼まれたのかもしれない…。

経緯がどうであれ、私が作らないと言えば、お客さまに嫌な思いをさせてしまう。
お店が勝手にやった事だと説明されてたとしても、お客様の立場で言えば 「こんな事が
あったのよ!」と言う事実を誰かに話せば、Kadomiのイメージダウンにしかならない。
受けても受けなくても、イメージダウンにしかならない訳です。
私はお客様とは直接やり取りは叶いませんし、オーダーメイドを希望されてエンゲージを
作ったのに、気に入らずに受け取られない、という、新郎様や新婦様の気持ちを思うと、
ここはコピーのコピーでも受けるべきなのかという葛藤と。

大手では100とか1000分の1でも、私にはそうではなく、お客様にとっては、
エンゲージっていうのは、1分の1、大事な1度なんだよね。

一晩、受けるべきかどうか悩み、色々な方に相談をさせていただきました。

今回は、問題が出た事で気づけたけれども、お客様がOKを出していたら、そのまま
Kadomiのリングとして納まってたのかもしれない、と思うと、それも本当に怖い事だなと。
今の時代、ネットで「Kadomiというブランドに、マリッジとエンゲージを作ってもらった
けれど、エンゲージとマリッジは色が全然違くて、せっかくのリングが台無し」
と書かれたら。それが独り歩きしていきます。
それはそれで弊社にとってはとてもとても怖いこと。

もし。色んなブランドのマリッジが一堂に見られ、その中から選べるのをうたっている
会社ですが、そのなかで、私のような名前も知らないようなブランドを気に入って
くださり、マリッジをお選びくださったら、サイトとか検索していて欲しい…。
エンゲージとマリッジで同じ地金で色が違うような。
そんなもの作りはしていないという事は、お客様に伝わって欲しいと思います…。

周りにやるべきでは無いと言われ、それでもお客様の気持ちを想像すると…と考えていた
のですが、翌日のお取引先とのやり取りで、今回、私はコピーのコピーを手がけるのを
お断りしました。
それでも、と言われました、多分先方には事の重大さが全く理解出来ていないようです。
地金の色については、弊社で使用している工場をお伝えしました。
先方の言う「色」の事だけなら、これで解決するはずですので。


何だか、コピーで訴訟とかね、訴訟まで行かなくても、内容証明つけて抗議文を送ってね、
そういうのは、もう国とかまたいで私の周りではしゅっちゅうです。
facebookで私が繋がっているデザイナー事業主さんという、限られた中でも、週に1度は
誰かがこんな事あったーと、アップしている。
場合によっては、「また!?」と抗議をしないで放置しておくと承諾とみなされるので、
行動を起こさざるを得ないような状態になりかねなかったり、大手にコピーされて商品化
されちゃうと、本家がコピーと思われて、というようなことも起こりかねない訳です。

素敵な仕事だけれど、そう言うものと隣り合わせ。アンテナ張り巡らせて、理不尽な事
にはとことん戦うという姿勢ではいるのですが。
今回は、

*コピー制作をした相手が弊社の商品の取り扱いをしている会社
*弊社の商品ではなくオーダーメイド制作した資料画像からのコピー、または類似品。
*既にご成約いただいているお客様へ渡るオーダーメイドエンゲージのコピー。

という事から、理不尽さへの怒りとかではなく、ただ、悩みました。
弊社としましても、たくさんの中からマリッジ、エンゲージをお選びいただいた
お客様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


次回のブログで、今回のブログに出て来た、地金の色の違いについて、ブランドや品質の
証明する内刻印について、弊社の保証書についてなど、書きたいと思います。
今更ながらですが。
それらの重要性にも触れたいと思います。

デザイナーや事業主としての視点からだけではなく、作り手としての、職人側からの
意見も、書かせていただきます。
お客様だけではなく、作り手にも、今後この仕事に関わる方にもちょっと読んでいただ
けると嬉しいです。
| admin | 大切なお知らせ☆ | 10:08 | comments(4) | - | pookmark |
オーダーメイドについて
昨晩、無事東京に戻りました。
店の陳列を終えて、翌日からの仕事の予定を組んで。
今日から店に出ます。

今週は、名古屋三越や梅田阪急でいただいたサイズ直しや作りの仕事から。
いつも大変お世話になっている、神戸のアンジェルミさんへの納品。
そして、8月末から続いた秋のイベントがやっと一息ついたので、今週末は、昨日から
急に寒くなった事もあるし、毛布を出して、シーツを洗って、冬服を出して。
店舗もウィンドウを冬仕様に替えるべく、夜に車で運搬したり。

今日は、オーダーメイドについてのお知らせです。

今急いで出社前にここでパソコンに打ち込んですぐに掲載するような内容では無いのかも
しれないですし、もう少し整理してから…とも思ったのですが、私のブログはまぁ思った事を
そのままストレートにあげているという事も有るので…。
誤解をされないように、気をつけて、あげていきたいと思います。

まず。

マリッジ、エンゲージ以外の、新規のお客様からのリメイクも含めたオーダーメイドの
お問い合わせを、少し見合わせたいと思います。
もちろん、今まで通り、店舗やメールでお問い合わせを頂くのは問題ないですし、
手がけられる時が来たら、もしくはこれは是非やらせていただきたい!!と思う
様な事は、手がけたいと思っています。
ですが、当分の間、新規のお客様からのオーダーメイドのご相談をお受けするのは、
見合わせる事にしました。

仕事を選ぶとか悪い風に誤解を受けてしまう可能性があるのですが、選り好みしている
訳ではないという事をどうやってお話ししたら良いのか…。これを、ずっと
色々と考えているうちに、時間だけが過ぎて、もうこのままではいけないと思って
居たとき、幾つかのきっかけとなる出来事が最近起こった事もあり。

お店を出してから、今まで以上に沢山のお客様がオーダーメイドを持ち込まれるように
なりました。お受け出来るものと、出来ないものがあります。
チェーン切れや石落ちなどは、私は受けません。ブルガリやカルティエの新品リングを
持ち込まれ、彫りだけ入れてというものや、「これ出来るだけ安くリングに」
というような仕事も受けません。

それは、わたしは街のジュエリー屋さんという仕事の仕方ではなく、小さいけれども、
少量でも生産をしてKadomiという名前でのブランドを行っているからです。

もともと、オーダーメイドは、私の商品や作風を好きで居てくださるお客様が、
私の持っているルースや、お客様のお手持ちの石やご家族の形見などを預けてくださり、
形にさせて頂くという所からスタートしました。
いまもそのスタンスを続けて行きたいという気持ちは変わりません。

でも、当たり前ですが、お店を開けた事で叶うようになった事と、叶わなくなった事が
あります。

色々なお客様がいらっしゃいます。
作風を好きで居てくださりお任せにしてくださる方。
好きな形があって、それを元に一緒に相談をしながら細かくやり取りをしながら
作り上げて行く方法を好まれる方。
とびこみでいらっしゃり、実際は10ミリサイズのジュエリーであっても、パソコン上で
大きく画像をご覧になり、その拡大までしたであろう状態で、細かく指示を出される方。
デザインを幾度も変更され(実際は、当初より大きくデザインを変更される場合は、
別途料金が発生することもあります)、こちらはプロとしてアドバイスを行うのですが、
聞き入れてもらえず、画のまま、そのまま制作をすると、違う、と言われる方。
*オーダーメイドは制作を開始したら、原則としてキャンセルはありません。

オーダーメイドに割ける時間は限られているので、予定では10月にはこのお客様の制作を
開始出来ると予定を組んでも、もし1人のお客様が何か問題があった場合、他のお客様の
分の制作の開始が、どんどん遅れてしまう事になる。
お客様の希望を叶えるのがオーダーメイド。
私を選んで仕事を任せて下さったのだから、私の持っている技術をフルで用いて、足りない
ところは周りの職人さんにも質問してアドバイスを頂いて、希望を形にしたい。
お客様のワガママや自分勝手を形にするというのとは、それはオーダーメイドとは違うと
私は思う。
結果、いつも応援して下さっている方や顧客様を、予定よりもうんとお待たせしてしまう
事になる。正直、とても辛い事です。
で、どうしたら良いのか。
原点に立ち返ると言うか。
シンプルになる必要がある。
量産もの以外で、自分の手がけられる域を脱したいとは、私は思ってません。
他の作り手の方に手がけていただき、彫りと石留めだけを私が行うとか。
それでもいいのかもしれない。でも、幾度か行ってみて、スタッフは違いに一目で
気がつく。
ならば、自分が無理無く手がけられる範囲で、お客様に満足をしていただけるには、
どうしたら良いのか。

期限のあるマリッジやエンゲージのフルオーダーは、常に最優先で手がけさせていただ
いています。それは今後も同じです。
それと同時に、ブランドとして、ショップットしての在庫補充やイベント、運営などが
優先。オーダーメイドは、月にイベントが多い時期は1名。それ以外は2名。多くて3名。
そのペースを、今まで通り、というか今後は守って行きたいと思います。
本来は、これも、今までと同じだったはず。
私が質を落とさず、40歳になった自分の年齢や今後の健康を考えて、最善の仕事をして
行くために、そのペースを守る事がベストだと思う。

そのためには、新規のお客様、飛び込みのお客様のリメイク、フルオーダーメイド
を、暫くの間ストップとさせて頂く他無いだろうと思いました。

今現在お声がけ頂いているお客様の分は、大分遅れていますが、順番に丁寧に手がけさせて
頂きたいと思っています。
それが全て終了しても、暫くは自身の新作の制作と、ずっと支えてくださっている顧客様
からのオーダーメイドのみを、こつこつと形にさせて頂こう…と思います。

長くなってしまいましたが…。
もし、サイトやブログをご覧頂き、オーダーメイドをとお考え頂いていた方、
本当に申し訳ございません。
イベントに出ている以外は私は店に居ますので、ご連絡頂いてからお店にご相談に
いらしていただいても、それは大丈夫です。ですが、当分の間は、新規のお客様の
制作は、手がけられません…。

ご理解頂けましたら、幸いです。
| admin | 大切なお知らせ☆ | 10:03 | comments(0) | - | pookmark |
11月はお店を1ヶ月閉める事になりました。
何から書こうかな…。
ここ数日の事をあげる事にします。

私が入居しているJRさんの施設 AKI-OKA ARTAISAN(以下アルチザン)はただ今
工事のまっただ中で、12月10日オープン目指して早朝から深夜まで工事をしています。

特に今週からは私が事務所を出る23時半過ぎには、まだ工事現場事務所の電気も点いて
いるし、その少し前まで工事の音もしています。
朝は夜を徹して作業をしている他店舗さんの話によれば朝4時半には音が。
高架下なので、電車の走っている時間は工事をしているという事なのでしょう。
近隣の方は大丈夫なのかな。。
いよいよ急いで工事を進めなければならなくなって、土曜日、日曜日も工事を行います、
と伝達があったのが週はじめ。

工事の音の苦情がお客様や取引先さんからあるので、スタッフと相談して、11月は
金曜日は閉めて、音が少なくなる土日のみ店舗を営業の予定でした。
でも音は週末止まないんだね…どうしようか。

そしてその翌日。一昨日。

高架下の柱と天井を今機械で研磨しており、1枚そぐ感じで、その後白いペンキを
塗るという工事も同時に行われています。この工事は私が入っている先行棟についても
行われる事が決まり(入居前にやっていて欲しかったけれど、その後に決まった工事
らしい)こちらはJRさんの工事。電車を走らせる側の工事です。
その工事のために、足場を組まなければならなくなったので、15日から2週間は、
ショップ入り口側に足場が組まれますと言われました。
え?2週間入り口側を塞がれるの!?
他の店舗も入り口がありますので、とりあえず人が出入りできるようにはしていただき
ましたが、このコンクリートを研磨する音が凄いのですよ。。且つ、粉塵が凄いのです。
目も痛いし喉も痛い。掃除をしてもしてもホコリがひどい。
ホコリがなるべく飛ばないように網などを張ってくれるというのですが、それでは
塞ぎきれないのは離れた場所をやっていてもこのホコリの凄さを見ればわかる事。
この工事をしている時は、お店は閉めなければならないね、お客様に、長いトンネル
(工事の足場)くぐって、ホコリだらけになってというのでは申し訳ない。
11月の15日以降の2週間は閉めようか、という話に。

そして昨日。

JR施設開発さん(アルチザンの建物の方の管理)からの工事の説明が。
お店側の入り口のアスファルトの敷き直しがあるのと、水道管の工事などで、お店の入り口
側を掘り返す工事が17日になった、17日は事務所は水も出ないしお手洗いも使えない、
2時間程電気も止める、全店舗この日は来ないように、と言われました。
入り口を掘り起こしているのでまぁ事務所にも入れない訳です。そして、この地面敷き直し
の工事を17日頃から行うため、JRの電車を走らせる側の工事を前倒し、1日から足場を
組むというのです。
しかしながら、お隣のヒロコレッジさんが大反対。
ただ今行われている東京デザインウィークの一環で明日30日〜3日までイベントを
するのは決まっていた事。
急遽工事は4日からと変更になり、4日から足場が組まれる事に。

私は11月2日から9日まで名古屋三越です。
この期間はお店はお休みする事にしていましたが、その後の週末も、11月いっぱいは
お店を開ける事が急遽出来なくなってしまいました。
施設が完成するための工事なので承諾をしましたが、本来はもう少し早く知らせて
ほしい所でした。

JRさんは申し訳ありませんと言われます。
でも、来店をお約束されているお客様、特に地方からこの時期東京に行きます!とメールや
お手紙を下さっていたお客様には、日程を変更していただいたり、ご迷惑をおかけして
しまいます。
それから。
11月、12月は、デパートの催事のお誘いも今年はお断りしてきました。
4社も声をかけて下さり、昨年までの私だったら喜んでお受けしていた所ばかりです。
当初は12月の頭には全館オープンという事でしたので、その前後はデパートは
入れていませんでした。
全館オープンの時は、お店を閉めているわけには行かないからです。
アルチザン全館オープンの日程や話をお伝えして、せっかくのお誘いをお断りさせて
いただいた。デパートさんにも催事屋さんにもご迷惑をおかけしました。

しかしながら、昨日、急遽11月お店を開ける事が事実上困難になりました。
1ヶ月、制作は出来ますが、頭上を人が歩いたりなどすでに音によって悩まされており
ますし、販売に関しては1ヶ月場所を失うことになりました。

私のような業種は、この時期は1年で一番大切な時期。
考えても後悔しても、後の祭りです。

誠実に、「催事も全てお断りして、この季節はお店に」と思った事がこんな形に
なるなんて。今からでは催事も入れられる所もありません。

JRさんは、申し訳ありませんという。工事優先なのは仕方が無いと思うのです。
でも、この11月の1ヶ月(正式には11月10日〜12月10日)の私にとっての
損失は、多分JRさんが考えていらっしゃる以上に遥かに大きく、そしてその損失とは、
クリスマス商戦まっただ中という金銭的な物(それも多大)だけでは、決してありません。

自分の店を自分であけるというのは、守ってくれるのは自分だけ。 
「自分の店を持つんだ。それで生きるか死ぬかだ、大げさではなくてね。守るためなら
言う事言わなきゃ始まらない。それくらいじゃなきゃ」って台東区の方に先日言われた
のを思い出した。工事に対して、JRさんに対して、アルチザンに対して、そして
自分ののんびりさ加減にも非常に腹が立った。 

という事で、明日、明後日以降、お店はしばらくお休みとなります。
11月は前半は名古屋三越に参ります。
その後、10日以降はお店は閉めております。
次回お店が開くのは12月10日。

1ヶ月どうしようか。

悩んでいても始まらない。

早速本日、DMなどを制作して下さっているデザイナーさんと打ち合わせし、12月10日
から26日までクリスマスイベントを行う事を決定し、DMのお願いと大体の希望する
デザインを伝えました。
クリスマスイベントでは、先日roomsで気になったアクセサリーブランド1社、
デザビレ3期生のブランド1社、友人であり尊敬する作り手である1名の、3社の
セレクトスペースも設けてのイベントになります。

お休みの間に、お店の内装も少し変更します。
そして、外に看板の許可が下りましたので、看板のデザインも詰めて行きます。

そんな感じです。
12月10日には、気持ちも新たにオープンです。

画像は先日のSPEAK EAST!で私が自分の事業説明をしている所。
スタッフが撮ってくれていた物です。


私は極度のあがり症なので、斜め下見て話しています。
それを見守るようなCoquetteの林さん。

昨年の秋パリでもご一緒させていただいています


みなさん、いろいろあっても常に前向き。
事業主って、ホント大変なんですね。
いろいろ勉強させていただいたイベントでした。

私も前向こう。言う事だけはきちんと言って。


| kadomi | 大切なお知らせ☆ | 00:53 | comments(0) | - | pookmark |
おしらせ
ここに書くのはどうなのかな…とずっと考えていたのですが。。
お客様からのお問い合わせがありましたのでブログに書くことにします。

18日発売の、ジュエリットという書籍の90ページに、私のことを掲載していただいております。
業界誌といいますか、ジュエリーやアクセサリーについて書かれているとても興味深い
雑誌です。

取材していただき、記事にしていただいているのですが、89ページの作家さんの
所に、私の画像2枚が大きく入り込んでおります。
このことで、昨日この雑誌の編集長の方が、謝罪にいらっしゃいました。
謝罪に1人でいらっしゃった編集長さんは、初めてお会いした方でした。
記事に使用していただいている商品画像は、私のカタログやDMをスキャンかデジカメで
撮影した荒いものであり、裏面に間違って使用されている画像のうち1枚は、
DMとしては使用していましたが、誌面では使用していただきたくないものでした。
使用しても大丈夫な画像は、データで提出という事だったので、取材をしてくださった方に
データで手渡していたのに。

校正もさせていただきました。
裏面は、当たり前ですが知る由も無しです。だって、私のページではないのですから。

しかし時は既に遅し。
既に雑誌は18日から発売されており、各書店さんのもとへ。

昨日、目に涙を浮かべて謝罪にいらした書籍の編集長の女性は、既に出てしまっているものは
無理だけれど、次に出荷するものに関しては89ページ、90ページを切り取る形にいたします
と言ってくださいました。
しかしながら、今朝、既にお客様から、「私が購入したのは、Kadomiさんのリングのはずなの
ですが」とお問い合わせをいただきました。

業界誌ですし、全ての本屋にこの書籍があるということではないはずなのですが、先ほど
宝飾街である私のショップのある御徒町の本屋に入りましたら、
89ページ、90ページともそのままある書籍が、目立つところに平積みされておりました。

目を引く表紙ですし、既に書店にあるものですから、仕方がありません。


活字というのは、残りますしとても影響力のあるものだと思っています。

私自身の制作についての考え方ですが、作品を世に出すということは、どういう形であれ
責任が生じる、それは作品だけじゃなくって、作品について話した事やそれが記事になった
物にも全てにだと、思っています。 

掲載はとてもありがたいことだけれど、間違いや事実ではないような事が載った場合は
活動自体がそれに足をすくわれてしまう事があります。


今回の事だけ、たとえば画像のただの編集上の間違いだけでしたら、多分私もここまで事を
重要視といいますか、問題視はしていないと思います。

この度は、編集長さんの計らいと、89ページに掲載をされている作家さんの画像スペース
に私の作品が大きく2枚も掲載されてしまっていることなどから、2名作家分、
1枚、2ページ自体を切り取るという方法を提案してくださったことにとても感謝しております。

既にこの書籍を手にされた方、疑問をお持ちになられた方、商品を購入してくださった方、
大変申し訳ございません。

昨日この結果を知る前から、心穏やかではない日が何日か続いておりました。
このような結果になってしまい、本当に残念です。

今日はこの件の対応に朝から追われております。

参ってます。ほんとに。
| kadomi | 大切なお知らせ☆ | 16:45 | comments(0) | - | pookmark |
祖母が亡くなりました
今朝方、祖母が亡くなりました。
私に着付けを教えてくれたり、毎年のように浴衣やウールの着物などを縫って送ってくれていた祖母。今の私の着物好きも、さかのぼれば大学のときに染織デザインを専攻したのも、きっかけは祖母の着物にあったような気がします。

これから、数日間PCからはなれますので、ホームページの質問等にお答えできるのは水曜日以降になるかと思います。

よろしくお願い致します。

内藤 圭美
| kadomi | 大切なお知らせ☆ | 14:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
重要なお知らせ
先日このブログでもお知らせを掲載しましたが、ただ今恵比寿三越での展示の制作に入っています。
ですので、納期が11月まえなどの急ぎのオーダーは全てお断りしております。

サイトからのメールでのお問い合わせやご相談には随時お答えしておりますが、
個人のお客様からのファックスでのご質問、お問い合わせには拝見はしますが、ファックスでのお返事はしません。

メールでのみ、お返事をさせていただいていますので、ご了承ください。

よろしくお願いします。

内藤 圭美

| kadomi | 大切なお知らせ☆ | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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