作家のひとりごと

ジュエリー Kadomi 内藤圭美のブログです。
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2月11日 ストラスブールからミュンヘンへ
ミュンヘン旅日記へ戻ります。
あと2回。

2月11日、朝の電車でストラスブールを出発。
いつもなら、日本から着く時も、アムステルダムから電車で入る時も
ミラノから入る時も、ミュンヘン到着はインホルゲンタの始まる前日、木曜日の
夕方以降。電車だったら22時とか。
で、その電車の中で資料に改めて目を通して、翌日に挑む訳です。
でも、今回は朝に出ました。14時にはミュンヘン中央駅に着く電車。

それは、ちょっと怖かったからなんです。
日本でテレビやネットで秋から目にしているミュンヘン中央駅は
私が毎年通る駅ではなくて、多くの難民が押し寄せる駅。
どんな状況なのかが判らなかった。
年末年始のケルンの難民(主に北アフリカ系と聞いているけど)の犯罪事件も
心配になってた。
デュッセルドルフやベルリンに住んでいる友人達は居るのですが、
ミュンヘンには居ない。どんな状況なんだろうって。
せめて、夜に入るのはやめようと。
一人旅の多い私はアクティブでもありますが基本慎重派ですが
今回は私にしては珍しく恐怖もあったのでした。

乗り継ぎが1度で済む電車を選んでいたので、シュットゥガルトでの乗り継ぎ
1回。しかししかし、駅が工事中で待合室が無く、吹きざらしのホームでマイナス5度の中
1時間とか待たされた。かなり辛かった。
売店で選ぶ振りをして避難していました。そういう人が多かった。

なんとか乗り継いで、ミュンヘンへ14時に到着。
少々緊張しながら駅に降り立つと、想像していたとおり、中東系の顔で溢れ返る
駅構内。でも、雰囲気は悪くはない。
なんだろ、トルコよりもより中東の顔の人たちが集まって、話している。
5人とか、10人とか。でも、笑顔だったりとそんなに雰囲気が悪い感じではない。

いつも通り、スーツケースを転がして定宿へ向かう。



私がここ10年以上毎年泊まっているホテルは、駅の近くにある belle blue というホテル。
美味しいカフェラテやカプチーノなど、いつでも飲み放題な所も気に入っているのですが、
オーナーがカラブレーゼ。そう、イタリアのつま先、カラブリアからの移民なんです。
普段はいらっしゃらないのですが、この日オーナーがフロントに居て
ちらっと今のミュンヘンはどうなのって聞いてみた所
「明日からのメッセに来ている外国人は実際少ないよ。でも、大丈夫だよ。
ミュンヘンは大丈夫。観光客は多いよ。心配だったら街に出てみなよ」と。
 
そうか、確かに今日はいいお天気だし、荷物を置いたら散歩に出てみようかと。



地下鉄の駅に降りると、国鉄駅の構内とは違って、金髪や赤い髪の欧米人が沢山いました。
当たり前か。
欧州は、どこも国鉄駅に異国からの人たちが溜まりますよね。あれ何故なんでしょうね。



ミュンヘンはデパートとデパートの間などの地下通路がどんどん充実して来ていて、
そこにフードコートなんかが増えて来ています。
そこで働く調理場に立つ、もしかしたら難民かな?という人たちもちらほら。
そうだ、ドイツは今回の難民への対策として、言葉や仕事などのサポートをしていると聞いてる。
既に仕事をしている人が居てもおかしくないんだな。



マリエンプラーツ。プラーツはドイツ語で広場。マリエン広場です。
画像は毎年ブログで登場している市庁舎。ミュンヘンの中心地です。
人の出は多いし、この周りを歩いてみたのですが、あれ?
もしかして昨年よりカフェやレストランが増えている!?
景気がいい!?
私が日本で想像していたミュンヘンではありませんでした。



この市庁舎裏に、芝生のある広い場所があるのですが、そこで座って話していた人たちは、
ドイツ人のグループも居るんだけれど、ほとんどが中東の顔。で、表情も暗くない。
もともとドイツはトルコからの出稼ぎ移民が多いのですが、昨年までよりも中東顔が
圧倒的に増えている気がしました。
難民の人たちは、イメージで隔離されているように思っていたのですが、完全隔離では
ないんですよね。
大きな広場に、もの凄い数の人たちが日向ぼっこをしながら笑談している中に
欧米人も中東の顔も居る。

なんだかドイツ人の、ミュンヘンの街の懐の大きさを感じました。
パトロールしている警察官も実際多かったですし、パリでは見かけなかった、中国、韓国、
日本からのツアー客の多さ。
 
ホントだ…。難民が増えたイコール、治安の悪化ではないんだ…と。
様々な意見はあると思うけれど、ミュンヘンは、この時点では大丈夫なんだって
思いましたよ。

私、ドイツって仕事で2月や10月に来る事が多くて、寒い、暗いイメージしかないんです。
且つ、食べ物が私は口に合わなくて、とくにバイエルン地方の食事が2回続くと
口角にヘルペスでちゃう。
北アフリカやインドで出ない私が、です。
塩味の濃いソーセージ、豚肉、酸っぱいキャベツ、そしてジャガイモ。
展示会と駅との往復が多いので、ミュンヘン来ても正直食の楽しみはない。

そんなミュンヘンのイメージが、ちょっと変わりましたよ。
嬉しかったですよ。



日が暮れるまでずっと中心地を歩いていましたが、今回パリで感じたような違和感も
感じず。
ミュンヘンは夕暮れ以降より中心地に人が集まって来るのですが、治安の悪さは
全く感じませんでした。むしろ、去年よりいいと思った位。
そして景気の良さ。
あれだけの難民も受け入れて、なんだろう、凄い街だな。

難民も、ひと括りではなくて、シリアやアフガニスタンからの今回押し寄せている
難民は、経済難民ではなくて、戦争難民。
そんな事も理由なのかもしれません。
何となく嬉しくて、市庁舎地下のレストランでヘルペス気にしながら夕食。
そのあと歩いて戻る事に。



途中通る地下道のフードコート。
昨年見つけてびっくりした寿司が今年もありました。



このおねえさんのように、箱に好きなものを詰めて行くんです。
弁当として、自分で詰めて行くそうです。

以前はミュンヘンはもう、体育館のような巨大なビアホールばかりで、ちょっとした食事に
困る事がありましたが、いまはこんなフードコートで、世界中の食事を気軽に
安く食べる事ができます。
 
あれ、どうした?私ミュンヘン好きになって来てるぞ。
ビールも飲めないし、ドイツの食にはあまり興味がないんだけれども。

*ミュンヘンでも中心地を離れたり、近郊のアウグスブルグなどの街には
とっても美味しいレストランがあります。以前ブログでもあげてると思います!
お気を悪くされた方、すみません…。
| admin | 買い付けの旅  | 10:37 | comments(2) | - | pookmark |
こんにちは
明日の最終日Inhorgentaに行く予定で、ぐぐっていてたまたまこちらのブログを見させていただきました。
このおすしを置いてある店の直ぐ裏側にKaufhofというデパートがありますが、行かれたことは有りますか?ここの上の階にセルフサービスのレストラン(Dinea)が有ります。ここの温野菜やサラダは量り売りで、ドイツ料理に疲れた胃にはお勧めです。
また、中央駅からホテルに向かう時に、Bayer通りを渡ると思いますが、駅から向かってその通りを右に入ると直ぐタクラマカンというウィグル料理のインビスがあります。ちょっと油分多目ですが、マトンがお嫌いでなければ、麺類も美味しいですよ。よその方のブログですが、参考までに。→http://blog.goo.ne.jp/kana_grocery_store/e/b6621182c690fbda28478851e6e6c9fd
| とり | 2017/02/19 6:39 PM |
とりさん

こんにちは!コメントをありがとうございます!
このデパート、上の階には行った事はありませんでした。
来年行く際には覚えておこうと思います。
そしてウィグル料理!行ってみたかった!!
今年はInhorgentaは例年の金曜〜月曜日ではなく、土曜日開始、火曜日まででした。20日に来場されていたのでしたら、どこかでお会いしていたかもしれないですね!私は20日の夜の便で帰国をしました。
| かろん | 2017/02/24 10:21 AM |









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