2018.05.29 Tuesday
ちょっと良質なエメラルドのリング
おはようございます。
本日アトリエショップは平常営業です。
今日は朝顔リングを10本目を仕上げ、DM画像を撮る予定。
今晩中に入稿しなきゃ。東武さんのDM画像は、朝顔リングになります。
イニシャルリング は画像は間に合いません・・・・。こちらやインスタでご紹介をしていこうと思います。
今日ご紹介するのは、ちょっと良質なエメラルドのリング。

昨晩、朝顔リングと共に彫りを進めていたリングが完成したので、この画像だけ撮りました。
19時過ぎていたので、店内の照明の下です。
実際はもっとグリーンが華やか。
こちらの石を買い付けたのは、今年1月の国際宝飾展です。
その時、おおおおお!?と思い即決。
昨日仕上げて、さらに、おおおおおおおお!!!!
と興奮しました。
私も欲しい。すごく欲しい。
何だろう、エメラルドは手がける私にとっても、毎回大人の階段を上る気持ちです。
エメラルドは、私は大人の女性にこそ似合う石だと思っています。
あと、翡翠も。
お若い方がすごくいい翡翠やエメラルドを着けていらっしゃるのをみると、私は違和感を感じます。
私だけじゃないんじゃないかな。この仕事をしている人はきっとそう感じている人多いと思う。
他の石とは違う、この2石の不思議なところだなと思います。
ご家族や大事な方から受け継がれたんだなというものだったり、誕生石やもともとその石がとても好きで
ご家族や大事な方から受け継がれたんだなというものだったり、誕生石やもともとその石がとても好きで
大切に身につけている方というのは、見てすぐにわかるものです。
ですが、そうではない若い方の、良質な翡翠やエメラルドは、例えれば、中学生の卒業旅行に
ヴィトンのボストンバッグやキャリーバッグで来た子(ちょと違うけれど、とにかくチグハグ)のような
違和感を覚えます。
バーキンを若い方が持っているような。
違和感を覚えます。
バーキンを若い方が持っているような。
何でしょうね。
お互いが引き立て合わない感じなんです。
イタリアにいた時に、そういうことを指す言葉がありました。きっとフランスなどラテン語が語源の言葉には
ある言葉だと思いますが、日本語で直訳できる言葉はないのです・・・・・。
お互いが引き立て合わない感じなんです。
イタリアにいた時に、そういうことを指す言葉がありました。きっとフランスなどラテン語が語源の言葉には
ある言葉だと思いますが、日本語で直訳できる言葉はないのです・・・・・。
お互いが引き立てあう宝石を、身につけて頂きたいと、作り手の私は思います。
優しい淡い、グリーンベリルです、というようなカテゴリーのエメラルドは、逆にお若い方にこそ似合う色。
でも、このグリーンは、違う。
もし、20代の方や30代前半と思われる方がこちらを欲しいと言われたら、場合によっては
私はお断りするかもしれません。
ちょっといいサイズ感で、ちょっと良質なエメラルド。
0.52ctという、小振りですが小さくは無く主張もするマーキースという形も良く
インクルも少なめな綺麗なエメラルドです。
大人が普段にできるサイズの良質エメラルドです。
本日再度検品して、ひっそり新作棚に置きます。
本日再度検品して、ひっそり新作棚に置きます。
後ほど太陽の下で、改めて画像や動画を撮りたいと思います。